四国の川と言えば、高知県を流れる「四万十川」が有名ですが、水質ランキングで一位を獲得しているのは、同じ高知県の「仁淀川」だったんですね～
「仁淀ブルー」と呼ばれている日本一青く美しい川は、めちゃくちゃ綺麗でした！まさに「青の神秘」でしたよ～
その神秘の光景を間近で味わえるのが、「中津渓谷」「安居渓谷」「にこ淵」だという事で、キャンプをしながら仁淀ブルー巡りをして来ました。
それでは高知の川キャンプレポ キャンプ編に続き、仁淀川編をどうぞ。
仁淀川 中津渓谷 安居渓谷 にこ淵 2016/8/22～24
今回、川キャンプ仁淀ブルー巡りの基地として、夢の森公園キャンプ場を利用させてもらいました。
1日目は「中津渓谷」。2日目に「安居渓谷」。3日目は「にこ淵」と川遊び三昧で、ほとんどキャンプ場にいませんでした（笑）
中津渓谷
まず、ご紹介するのは初日に行った中津渓谷です。
夢の森公園キャンプ場への登り口にある中津渓谷。
入口に無料で車を数台停めれるスペースがありました。
中津渓谷は、入り口から約2.3km遊歩道が整備されていて、渓谷を見ながら自然散策を楽しめるようになっています。
あと竜神七福神と書いていますが、遊歩道のところどころに石像があるので、七福神を探しながら散策するのも面白いですよ。
さっそく透明で綺麗な川に入ってひと泳ぎ。
少し青いですよね～ これが仁淀ブルーなのか？
写真で撮ると、水の中は少し濁ってる感じ？
この時はまだ「綺麗だ～」と感動していましたがｗ
さて遊歩道を歩きます。さっそく七福神を発見！
ここら辺も青いですね。
でも透明度はいまひとつでした。
どんどん遊歩道を歩いて行きます。
なんだかRPGみたいな冒険気分になれますよ～
上流に行くほど、水質が綺麗になってきました。
この場所から思わず飛び込んだのですが、登るのに苦労しましたｗ
「雨竜の滝」に向かいます。洞窟みたいな所もありました。
なんだか癒されますね～
またまた七福神がいました。
これも沈下橋の一種かな？ 絵になる遊歩道です。
先ほどは登るのに苦労したので、もう飛び込みはやめておきましたｗ
中津渓谷の奥にあるこちらの橋。
なんだかいい感じです。まさにダンジョン。
橋の先には、中津渓谷のシンボル的な存在「雨竜の滝」があります。
落差が約20ｍもある豪快な滝です。
最後に展望台へ登ってみましたが、景色は… 無理して登らなくてもいいかも（笑）
ってな感じで中津渓谷散策を終えました。
この時は川の綺麗さに満足していましたが、2日目に行った安居渓谷と比べると…
中津渓谷は泳ぐのではなく、渓谷散策で冒険気分になれるのがいいところですね。
泳ぎ目的で行った自分は、初日に中津渓谷へ行ってよかったと思いました。
帰りに、中津渓谷の入口にあった「ゆの森」温泉（入浴料650円）でサッパリしてキャンプ場へ戻りました。
安居渓谷
次は2日目に行った安居渓谷のご紹介です。うわさ通り、奇跡の清流でした！
安居渓谷の目的地にした「宝来荘」です。
ここの近くに40台くらい停めれる無料の駐車場があります。
車で中津渓谷から約30分ほどで到着しました。
安居渓谷にも遊歩道がありました。
川の水質は中津渓谷より綺麗な感じです。
川に降りてきました。
「宝来荘」は宿泊施設となっており、部屋から渓谷が見渡せるようになってました。
これが安居渓谷！
や、やばいです。
川の上には蓬来橋。
さっそく泳いでみます。
川の中はこんな感じ
なんじゃこりゃ～
日本にこんな綺麗な川があるんですね。
これが仁淀ブルー！
ため息がでるほど美しいです。
もうひたすら泳ぎまくりで、魚になった気分。
この青さ！
まさに仁淀ブルーですね～ 本当に素晴らしい！
太陽の光が反射して綺麗でした。
仁淀ブルーに夢中で気がつけば、昼まで川遊びしていました。
お腹がすいたので、「宝来荘」の１階でアユの塩焼き定食を頂きました。
うまい！1,200円くらいだったかな？
飯を食べた後は、「宝来荘」から少し歩いて「乙女河原」へ。
ここら辺は広い河原になっており、川の水質も綺麗でしたよ～
川も浅く流れも緩やかなので、子供の川遊びにピッタリな場所です。
川を渡って、飛龍の滝を見に行きます。
滝までの道は整備されているので、小さいお子さんでも安心です。
10分ほど歩くと
飛龍の滝が見えてきました。
滝の水量がちょっと少なかったです。
滝壺の水質もあまりよくありませんでした。
他にも安居渓谷内には「昇龍の滝」「みかえりの滝」「背龍の滝」などがあります。
渓谷の滝めぐりだけでも楽しめそうですよ～。
飛龍の滝を見てから乙女河原まで戻ってきて、ふたたび川遊び。
これが水の中だとは思えませんね～
魚もたくさん泳いでいました。捕まえて食べたい…
安居渓谷は中津渓谷と比べて水質が全く違いました。
泳ぐなら間違いなく安居渓谷の方がいいですね～
水晶淵
次は「乙女河原」から一度「宝来荘」に戻って、安居渓谷の上流にある「水晶淵」に車で向かいます。
水晶淵近くに車を数台停めれる駐車場がありました。
駐車場から遊歩道を少し歩きます。
ここも青い！
水晶淵が見えてきました。
すげぇ～ まさに水晶の様に綺麗です！
さっそく泳いでみます！
そして潜ります！
なんでこんなに青いのか？
魚と一緒に。
水晶淵は、かなり深いですよ。もう息がしんどいですｗ
水晶淵が一番青くて、綺麗でしたね。自分の中でベスト仁淀ブルーでございました！
2日目の川遊びも、これにて終了。
キャンプ場への帰り道に、吾北むささび温泉（入浴料600円）へ寄ってサッパリしました。
にこ淵
キャンプ場を撤収して、3日目の最後は、仁淀川水系の上流にある「にこ淵」という滝壺を見に行きました。
神秘的な「仁淀ブルー」には息をのんでしまいますよ～
中津渓谷から車で約45分ほど走って到着しました。
「にこ淵」付近には、簡単な看板しかありません。
「にこ淵」と書かれた小さな看板の近くに車を止めます。
道路から急な坂を下っていって、最後は、ほとんど崖みたいな所をロープを頼りに降りていきました。
おぉぉ！これが「にこ淵」ですよ～！
もののけ姫のシシ神様が住んでいそうな神秘的な場所でした。
青が綺麗～！
滝壺の中まで完全にブルーです！ 魚もたくさんいます。
そして太陽の光があたると、エメラルドグリーンになりました！
後で、入口にあった看板を読んだのですが、にこ淵は神聖な場所なので泳いではいけないとありました。
遊泳禁止ではないみたいですが、地元の人の話では、災いが起こるから泳がないほうがいい？との事でしたよ～
これにて、3日間に渡った仁淀ブルー巡りも終了です。
本当に水質の良さに感激しました！
さすが日本一です。アブがいなければ、もっと最高なのにね（笑） 今回、結構噛まれましたので、アブ対策はしっかりとして行った方がいいと思います。
以上、奇跡の川「仁淀ブルー」のご紹介でした。
皆さまも仁淀川の神がかった自然を、一度は体験してみて下さい。
本当におすすめですよ～
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