百名山16座目は白馬岳(しろうまだけ) 2,932m に行って来ました。
白馬大雪渓から白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳と白馬三山を縦走して、〆に雲上の温泉「鑓温泉」で風呂に入ってから下山するという、最高のテン泊コースを予定して行ったものの、すごい悪天候となってしまい急遽小屋泊に変更、残念ながら大雪渓から白馬岳をピストンで下山しました…
すごい暴風雨で大変でしたが、一応ピークだけを踏めてよかったです(笑)
天気が悪かったので、いい写真がありませんが、続きをどうぞ。
白馬岳 2014/8/16~17
ぎりぎり猿倉駐車場(約80台・無料)に車を停める事ができました。
外に出て、この空を見ると「今日の天気は大丈夫かな?」と思ってしまいました…
駐車場から歩いてすぐに猿倉荘に着きました。登山届を出して出発します。
ここから山頂までの標高差は約1700mあります。
しばらく歩くと、白馬尻小屋に到着しました。
「おっかれさん!ようこそ大雪渓へ」と歓迎されとります。
白馬尻小屋から少し歩くと、白馬大雪渓に着きました。
ここでアイゼンを着用していると、とうとう雨が… 上下レインに着替えます。
景色も完璧にホワイトアウト!
ここから約2km(標高差600m)も続く長い雪渓歩きが始まります。
正直ここで引き返して諦めたらよかったです…
大雪渓を歩いて行くと、巨大なクレバスが!
雪渓では、上部から落石が飛んでくるので、事故が頻発しているそうです。
写真でも分かるように結構な数の石や岩が転がっていました。
注意しながら歩いて、無事に大雪渓終了です。
ここから山頂まで、まだ500m以上の標高差があります。
お花畑に着きましたが、雨がひどくなって全く見てる暇がありません。
やっとこさ稜線に着くと、もう台風並みの風と豪雨でした…
体が吹き飛ばされそうになるくらいで、まじヤバかったです。
テン場を通りすぎて、白馬山荘に着きました。
とりあえず小屋内に避難させてもらいました。山荘はガラガラ(笑)
暴風雨でテン泊は不可能です。
ここをピークにして、このまま下山しようと思いましたが、山荘の方に「この天候じゃ今から下山はしないほうがいい!」と言われ、急遽山荘泊にする事にしました。
白馬山荘にて素泊まりさせてもらいます。
重たいテントを担いでこんかったらよかったです…
やっぱり早くウルトラライトを目指さねば!
とりあえず腹が減っていたので、山荘のレストランで昼飯を頂ます。
おでんとビールで疲れが吹き飛ぶ~ 少し生き返りました。
夕方になると、奇跡的に1時間だけ雨が止みました!
山荘の前が富山県・長野県の県境です。
山頂を見上げると、うっすら顔を出してました!
うぉー!とうとうガスがとれてきた!剱岳も少し顔を出してます!下山せんでよかった~
ずっと真っ白だったので、やっと景色が見れて感動しました(笑)
でも、この景色を見てしまうと杓子岳・鑓ヶ岳と縦走したかったな…
しばらく雨が降りそうになかったので、そのままサンダルで山頂まで行ってみます。
下界も見えてきました。
ちょうど山頂に着くと夕焼けが!!
白馬岳(2,932m)に登頂できました。
山頂から見る夕焼け。
雨の後なので空気が澄んでて、かなり綺麗です。めっちゃ感動しました!
暴風雨の中、頑張って登ったご褒美ですかね? ありがとうございます。
百名山16座目ゲットです。
太陽が沈むと同時に分厚い雲がすごい勢いでせまってくる~
奇跡的に夕日が見れてよかったです!
夜は山荘でマッタリと。さすが日本最大級の収容人数1000人を誇る白馬山荘です。
夜は皆さん盛り上がっていました。
残念ながら、翌日も朝から雨… ガスガスでなにも見えません。
風は少しマシでしたが、天候が回復しそうにないので縦走は諦めて、白馬大雪渓を目指しピストンで下山します。
気合いのテン泊ですね~ テントが2張りだけありました。
雨でかなり増水しています。危ねぇ~
またもや白馬大雪渓へ戻ってきました。
大雪渓下りも長いです… もうヘトヘト。
猿倉に着きました。今回、登りも下りもずっと雨で本当に疲れきりました。
山は逃げないので、早めの勇気のある撤退を覚えなあきませんね(笑)
もう悪天候の時は、山に登りたくないです。そろそろ成長せねば…
諦めた白馬三山縦走は、また次回リベンジしたいと思います!
おしまい。
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